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公演情報 |PROGRAM

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現在公演中の作品と今後公演予定の作品をご紹介いたします。

私はだれでしょう

2016年12月10日(土)前売開始
これは井上ひさしが紡いだ敗戦のひとつの真実。
そしてラジオの魔法。
私はだれでしょう。だれであるべきでしょう。


ラジオはいつも人々のそばにあった。
戦時中は「大本営発表」、8月15日は「玉音放送」。
敗戦後、東京放送会館は建物をGHQに接収されていたが、
「復員だより」「街頭録音」「のど自慢」そして「尋ね人」...
人気番組は多く、あの頃、誰もがラジオを聞いていた。
これは戦後のラジオ放送にひたむきに取り組む放送局職員たちと、日系二世の軍人と、
そして"自分がだれだかわからなくなってしまった"風変わりな男の、
歌あり笑いありミステリーあり、戦後日本の青春物語。
2007年の初演から10年、新キャストを迎えて初めての再演!


昭和21年7月。日本はまだ混乱と困窮のただ中にあった。
新番組「尋ね人」を担当する日本放送協会の一室、
脚本班分室には、戦争で離ればなれになった肉親、知人の消息を尋ねる人々の"声"が積み上げられていた。
「尋ね人」はこの無数の"声"をラジオを通して全国に送り届けるために始まった。
占領下日本の放送を監督するCIE(民間情報教育局)のラジオ担当官・日系二世のフランク馬場と
脚本班分室長の川北京子をはじめとする三人の女性分室員を中心に、
組合のストライキ運動や放送用語問題も飛び交って、次から次へと騒動が巻き起こる。
そこに登場した「ラジオで私をさがしてほしい」という不思議な男。
なぜかは知らぬが歌もタップも武術もなんでもできる、
でも自分自身がわからない男の「自分探し」を手伝ううち、
ラジオ局の人びとも自分自身を見つめることになり、
やがて、川北とフランクはある大きな決断をする―――。

仕事をしているNHKの人たちに凛としたところがあって、彼らといつもいっしょにいたかった。
どうして彼らが凛としていたかといえば......ちょっと説明がいるかもしれません。
戦前戦中の日本放送協会(NHKはもちろん戦後の呼び方です)は財団法人で、
内閣情報局監督下の国策宣伝機関でした。
電波は主権者(つまり受信者)のものであると考えて、
さまざまな干渉とキチンと向き合っていく人たちがたくさんおられて、
それが凛とした態度になっているようでした。
そこで、この戯曲は、あのころの凛として番組をつくっていた方たちへ捧げられたものなのです。
――井上ひさし

作/井上ひさし 演出/栗山民也
出演/朝海ひかる 枝元萌 大鷹明良 尾上寛之 平埜生成 八幡みゆき 吉田栄作 朴勝哲(ピアノ奏者)

音楽/宇野誠一郎 美術/石井強司 照明/服部基 音響/山本浩一
音響効果/秦大介 衣裳/前田文子 振付/井手茂太 音楽監督/後藤浩明
歌唱指導/亜久里夏代 宣伝美術/下田昌克 演出助手/保科耕一 舞台監督/村田旬作
公演日程・チケット情報

化粧

2017年2月25日(土)前売開始
大衆演劇女座長・五月洋子がたどり着いた"幸せ"の形とは・・・
作家、役者、演出家の三つ巴
「女優の覚悟が伝わる舞台」(読売新聞社 杉山弘氏)と称された、
"平淑恵最後の『化粧』" いよいよ開幕!


さびれた芝居小屋の淋しい楽屋。
遠くから客入れの演歌が流れてくるやいなや、
大衆演劇女座長・五月洋子は、座員一同に檄を飛ばし始める。
開演前の化粧支度の最中も、
口上や十八番の演目である「伊三郎別れ旅」の母と子が再会する場面の稽古に余念がない。
その慌ただしい楽屋に、一人の青年が訪ねてくる。
昔泣く泣く捨てたはずの一人息子と名乗る人物。
その再会をきっかけに、夢と現の二つの物語が重なり合って・・・

井上ひさし初の一人芝居にして、至高の傑作戯曲である『化粧』。
2016年、第23回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞し円熟味を増す演出家・鵜山仁と、
二度の紀伊國屋演劇賞個人賞受賞、人生の機微を見事に表現する平淑恵のタッグもいよいよ"ファイナル"


俳優の演技力と観客の想像力とが劇場を魔法の空間に変化させ、
一切の現実を消してしまう一方、
架空の女座長とその一座とを活き活きと現前せしめた。
――井上ひさし
公演日程・チケット情報
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