旧年中は、30-1周年として一年を通して
再演の希望の多い作品を上演させていただきました。
本年はいよいよ30周年。
『歓喜観劇』の心と共に、感謝の気持ちいっぱいに、
演劇の未来に貢献したいと思っております。
こまつ座30年目の今年も、 CHALLENGE30を掲げます。
30周年にふさわしい、こまつ座であるための取り組みです。
座員一人ひとりが、この指針のもと、
いい演劇を、心地よく観劇していただくために、日々、努力を続けます。
- 1. 「ありがとうございます」は誰よりも心を込めて、大きな声で伝えます。
- 2. 出会いも、再会も、より深く、より美しいお辞儀からはじまります。
- 3. ホテルのドアマンより気持ちのこもった「いらっしゃいませ」を。
- 4. ご来場いただいた方に、コンシェルジュのような、おもてなしを。
- 5. 演劇はお客さまへのホスピタリティ。喜んでいただくことが第一です。
- 6. 劇場にゴミが落ちていたら、誰より先に見つけます。
- 7. 郵便物を出す時も、宛先の方に想いを寄せて投函します。
- 8. うれしいときは、笑います。すなおに、感動します。
- 9. 好きなものは好き、と言える人でいます。
- 10.お客さま一人ひとり、それぞれの対応を。接客にマニュアルはありません。
- 11.天気によっても、接客は変わります。
- 12.電話がかかってきたことに、一瞬歓び、すぐに出ます。
- 13.メールよりも電話。電話よりも直接会いに行きます。
- 14.時間のある限り、演劇、戯曲、小説、映画、音楽にふれます。
- 15.空と同じように、一日として同じ一日がないように、常に成長した自分でいます。
- 16.演出家、出演者、スタッフ、そして、何よりお客さまあっての演劇です。
- 17.楽しんでいる人じゃないと、お客さまを楽しませることはできません。
- 18.実現優先。あきらめず、遠回りでも、どうすればできるか考えます。
- 19.座員同士でも、大きな声であいさつ。じゃないと、外で、できません。
- 20.家族を大切にします。天国の親族も大切にします。
- 21.舞台を彩る方々と、観劇する方々をつなぐ係であることを忘れません。
- 22.どんどん動いて、どんどん気を配る人になります。
- 23.誰もやりたがらないことこそ、自らやります。
- 24.ひとつの演劇ができるまでに、どれだけの人の努力があるか考え、感謝します。
- 25.人生の大きな目標を立てます。今年の目標も立てます。今日の目標も立てます。
- 26.自分が幸せになるために、どうすればいいか考えます。
- 27.みんなが幸せになるために、どうすればいいか考えます。
- 28.過去を大切にし、今日を、今を、明日を大切にします。
- 29.一日30回以上笑います。みんなをいっぱい笑わせます。
- 30.お客さまの歓びこそ、私たちの歓びです。