こまつ座:(井上ひさし・ 「the 座」創刊号より・ 84 年 4 月) 「the座」創刊号(84年4月)より
 

英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」

座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
 


 
 

      
 
 

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第62号:父と暮せば
 

前口上 井上ひさし
 いまから二十年以上も前、『父と暮せば』の準備のために広島へ通って、戦前戦中の土地のことばを調べていったことがある。そんなある日のこと、紹介してくださる方があって市内段原町の古い家に住む六十歳くらいのご婦人にお目にかかることになった。
 段原町のあたりは、比治山が盾代わりになってくれたおかげで、奇蹟的に被害が少なかったところで、窓ガラスや屋根瓦は一枚のこらず吹き飛ばされてしまったが、家の骨組みだけは辛うじてのこった。いまはもう高層住宅の林になっていて様子がすっかり変わってしまったが、わたしが訪ねたころは、網の目のようにめぐらされた路地をもつ古い街だった・・・


『父と暮せば』と暮せば
宮崎康成(舞台監督)
稽古場の一日

インタビュー
・鵜山 仁(演出)
 歴史を刻んだ新たな『父と暮せば』
・辻 萬長(福吉竹造)
 竹造への手紙
・栗田 桃子(福吉美津江)
 美津江への手紙

お問合わせはこまつ座出版部まで
03-3851-6180
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