こまつ座:(井上ひさし・ 「the 座」創刊号より・ 84 年 4 月) 「the座」創刊号(84年4月)より
 

英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」

座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
 


 
 

      
 
 

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第57号:円生と志ん生
 

前口上 井上ひさし
好き嫌いの別や、上手下手のちがいはありましょうが、はなし家は、たとえ彼がどんなはなし家であれ、その一人一人が<光>なのです。どんな名人も、一人では名人かどうかわからない。どんな上手も彼一人では、ほんとうに上手かわからない。上手と下手が、古典と新作がたがいに光となり影となって、落語という凄い共同体をつくっている。

井上ひさし自筆年譜『円生と志ん生』

特集:円生志ん生百噺 小田豊二

えー、昔から人は死んで名を残し、虎は死んで皮を残す。ライオンは死んで歯磨を残すなんて、そんなことを言やしませんが。昭和の落語界にその名を残しました名人三遊亭円生と古今亭志ん生のお話をさせていただきます。

いっぱいのお客様のなかには、なぜ『志ん生と円生』ではないのかと疑問をお持ちのなかなかの落語通の方もいらっしゃると思いますが・・・」

孫弟子対談 三遊亭鳳楽 古今亭志ん五

・・・と家を出て、ふと気がつきまして、いま来た横丁に戻ってまいりますてえと・・・この語り口が、円生。(鳳楽)

「行ってきまーす」「ただいま!」これが、志ん生。(志ん五)大師匠の孫弟子でありかつての付人が語り合う爆笑ぶっちゃけ話。

インタビュー

鵜山 仁 ●演出
「稽古場の力 演劇の力」

宇野誠一郎(音楽)×朴 勝哲(演奏)
「枠をこわし、既成から飛び出す」

辻 萬長(六代目円生こと山崎松尾)
「円生さんと僕、根っこは同じところにある」

角野卓造(五代目志ん生こと美濃部孝蔵)
「友だちが聴かせてくれた『火焔太鼓』の天衣無縫」

久世星佳(テレジア院長ほか)
「『めくり』の中の登場人物 一所懸命生きています」

宮地雅子(マルガリタほか)
「悲惨を笑いにつつんで いつも新鮮でいたい」

神野三鈴(オルテンシアほか)
「妖精か堕天使か!? 師匠二人を見守る女たち」

ひらたよーこ(ベルナデッタほか)
「ひとつひとつの言葉をきちんと客席に届けたい」

お問合わせはこまつ座出版部まで
03-3851-6180
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