こまつ座:(井上ひさし・ 「the 座」創刊号より・ 84 年 4 月) 「the座」創刊号(84年4月)より
 

英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」

座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
 


 
 

      
 
 

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第55号:父と暮せば
 

前口上 井上ひさし

アメリカ軍上層部が長崎に捕虜収容所があるのを知っていながら原爆を落としたことで、もちろん、これは戦時国際法違反です。戦争指導者層は敵も味方も平気で国際法を無視する。これが近代戦争の正体です。そして地獄の現場では、敵と味方が肩を組んで逃げ回る。これが人間の真実の姿です。

特集:原爆とは何か 井上ひさし「原爆」発言全記録

ヒロシマ・ナガサキの話をすると、「いつまでも被害者意識にとらわれていてはいけない。あのころの日本人はアジアにたいしては加害者でもあったのだから」と云う人たちがふえてきた。たしかに後半の意見は当たっている。アジア全域で日本人は加害者だった。しかし、前半の意見にたいしては、あくまで「否!」と言いつづける。

<鼎談>

ときめきやためいきやねがいから生まれる
父と娘の命の連鎖


鵜山仁(演出)×辻萬長(福吉竹造)×西尾まり(福吉美津江)

辻: 鵜山さんは、この『父と暮せば』の演出は9回目になるわけだけど、初演の時は、結構厄介だったんじゃないの。父親の竹造がすでに死んでいきるということを、どう表現したらいいか・・・・・・とか、結構苦労したんじゃないかと思うけど、実際どうだった?・

鵜山: 稽古初日のまず、一場の最初から戸惑いましたから・・・

鵜山仁全舞台演出年譜

第11回読売演劇大賞グランプリ、最優秀演出家賞受賞

お問合わせはこまつ座出版部まで
03-3851-6180
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