こまつ座:(井上ひさし・ 「the 座」創刊号より・ 84 年 4 月) 「the座」創刊号(84年4月)より
 

英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」

座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
 


 
 

      
 
 

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第42号:黙阿彌オペラ
 

前口上 井上ひさし

明治以降の演劇人は先人たちから手渡された財産目録の検討を怠たっていたのです。自然主義演劇が世界の主流だ、それ、そっちへ行こう、心理主義が流行だ、表現派だ、不條理劇だ、ミュージカルだ、オペラだ、ナンだカンだと世界の新意匠を直に受け止めた。もちろん、これはこれで大切な仕事でした。しかしそれを充分に認めた上で言うなら、そういった世界の新意匠を直にではなく、歌舞伎や能狂言という先人たちが造り上げた劇表現を通して、いわばそこまで築き上げられた日本語としての表現を通して受け止めたらよかった。

栗山民也と『黙阿弥オペラ』の世界

河竹黙阿彌が生きていたなら、どんな言葉を発したのだろう

インタビュー

辻 萬長(河竹新七)
「僕が最近、気づいた3つの発見」

大高洋夫(久次)
「たかがパン されどパン」

溝口舜亮(及川孝之進)
「江戸から明治、昭和から平成 出世、没落、再生の人生舞台」

松熊信義(円八)
「春の小川みたいにさらさらと流れたい」

朴 勝哲(陳青年)
「百年の夢 ゆっくり、ゆっくり」

梅沢昌代(とら・おみつ)
「“女・のり平”と呼ばれたい」

角野卓三(五郎蔵)
「舞台は自分を写す鏡 鏡の向こうへ行ったり来たり」

島田歌穂(おせん)
「おせんを生きて“御恩送り”したい」

お問合わせはこまつ座出版部まで
03-3851-6180
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