こまつ座:(井上ひさし・ 「the 座」創刊号より・ 84 年 4 月) 「the座」創刊号(84年4月)より
 

英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」

座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
 


 
 

      
 
 

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第34号:雨  « The座 « HOME

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第34号:雨
 

なぜ方言でなければならないのか 井上ひさし

ごらんいただければおわかりのように、この芝居のほとんどの部分は、東北のある地方の、しかも江戸期の方言で書かれている。その『ある地方』というのはわたしの生まれ育った山形県の県南部のことであるが、じつを言うと書いた本人のわたしにも理解できない会話が、かなり多くこの芝居に織り込んである。だから、お客様のなかに、登場人物たちの会話を理解できない方があったとしても、それはむしろ当然であり、じつはそれこそこの芝居の狙いどころでもある。わたしはまず一景ずつ標準語で書き、次にこの地方の古老がぽつぽつと語る昔話のテープを基にこしらえあげた自家用の方言事典と首っぴきで、標準語のテキストを方言に『翻訳』したのだった。(略)異なるコトバの体系の中へある日突然入り込んだひとりの人間が、どのようにその異なるコトバの体系に精神を圧しつぶされて行ってしまうのか、それを方言をテコに追いつめてみようとしたかった。(『雨』初演パンフレットより=1976年7月)」

特集 紅花ものがたり 文・小田豊二

紅花の歴史は古い。古代エジプトからシルクロードをへて、中国から、わが国へ。『末摘花』とは、かの紅花のことなり。

俳優インタビュー

辻 萬長(徳)
「頂上目指してアタックをくりかえす」

三田和代(おたか)
「底知れないこの役を自分のものにしたい」

村田吉次郎(住吉大明神の宮司)
「『死と向き合った日々』が演劇生活の原点」

松野健一(願人坊主・浜島圧兵衛・紅花百姓ろ)
「両国橋界隈で遊んだ思い出」

溝口舜亮(釜六)
「メッセージを、客席に突き刺したい」

坂部文昭(親孝行屋・藩士)
「人が人になる、役者人生」

たかお鷹(金七)
「お客さんをどこまで裏切れるか」

森山潤久(桶直し・長谷川又十郎・紅花百姓に)
「肩の力をぬいて、自然に演じたい

柴田義之(飛脚・最上屋)
「前回やり残したことに再挑戦」

山崎清介(太鼓叩き・佐藤愕夢・紅花百姓は)
「新しい出会い、いい汗をながしたい」

飯田和平(白石屋)
「芝居も人生も、どんでん返しの連続」

永江智明(井戸浚え・紅花百姓い)
「僕にとって『雨』は特別な作品」

大原康裕(腕香者)
「まず台本を理解して役に臨む」

森山力夫(紅屋の丁稚A)
「みなさんからいろいろ吸収したい」

安東桂吾(紅花百姓ほ・紅屋の丁稚B)
「演ずることは、役を生きること」

前田優作(花売り・紅花百姓へ)
「近づいて、オリジナリティを探す」

風間舞子(花虫)
「いま舞台に恋してます!」

北上奈緒(おかね)
「今回の作品には白紙で臨みたい」

原せい子(芸者乙・紅花百姓)
「舞台は夢の空間。宝石のような日々」

杉山美穂子(とめ・芸者甲)
「自信もって『見に来てね』といえるのが一番いい」

滝花幸代(お絹・芸者丙)
「いつまでも、お芝居を『好き』でいたい」

落合るみ(仲居乙)
「素敵な瞬間にたくさん出会いたい」

脇阪さと子(お清・仲居甲)
「江戸芝居は血が騒ぎます」

お問合わせはこまつ座出版部まで
03-3851-6180
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