「the座」創刊号(84年4月)より
英語の定冠詞の“ the
(ザ)”に一座の“座”」
座という字の成り立ちは、屋根があって、人が二人以上いて、その下に土がある。こまつ座の劇場を持つという夢の実現にあたって、まずは紙の劇場として「 the 座」がスタートした。
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第31号:父と暮せば
前口上 井上ひさし ・・・ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下は、ある意味では大日本帝国のアジア太平洋諸国への『進出』がもたらした結果でもあると云へて、事実、アジア太平洋諸国の人びとの中には、「原爆投下は、日本の侵略や抑圧を受けた国の人間から見たら解放のシンボルです」と言ひ切る人も珍しくはないのです。「原爆?あれは日本へくだされた天の鉄鎚、つまり天罰ですね」と、さう云つた人もおります。こういふ発言が出てくるのも、日本がまだ十全には戦争責任をとつてゐないといふ証左なのではないか。(略)核の傘の下にある(といふことは間接的には核の所有者でもある)日本人が、核実験反対、核兵器廃絶を唱へる資格を万全に備へてゐるのかどうか。・・・・・つまり無邪気に、かつ暢気に『過ちを繰り返すな』と叫んでも、どうにも埒の明かない次元にわたしたちはゐるらしい。にもかかわらず、わたしたちは、これからも核凍結から核廃絶に至るじつに困難な道を倦まずに歩き続けなければならないのです。 特集 ヒロシマ組曲弐 被爆したあなたへの手紙 死んだ少女たちのぶんまで生きるなんて、いったいどうすればいいのでしょう? 三つ編みの髪が自慢だった天田さん、あなたの亡骸は職員室を出たばかりの玄関脇にあった。三つ編みは焼け残り、あなたの死をみつめていました。 |
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俳優インタビュー すまけい(福吉竹造) ・梅沢昌代全舞台年譜 広島弁による日本国憲法第9条(戦争の放棄)戦争を絶対にせんいう誓い (広島弁訳 大原穣子) |
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お問合わせはこまつ座出版部まで 03-3851-6180 |
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