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平成二十年度文化庁芸術創造活動重点支援事業

 
 
こまつ座第八十五回公演

紀伊國屋書店提携

父と暮せば
井上ひさし・作 鵜山 仁・演出
辻 萬長 栗田 桃子

あの日、あの朝、広島の上空五百八十メートルのところで原子爆弾ちゅうもんが爆発しよったのは知っちょろうが、爆発から一秒あとの火の玉の温度は摂氏一万二千度じゃ。(略)あの太陽の表面温度が六千度じゃけえ、あのとき、ヒロシマの上空五百八十メートルのところに、太陽が、ペカーッ、ペカーッ、二つ浮いとったわけじゃ。
(『父と暮せば』二場より)

1994年、戦後49年目の年に誕生した
二人芝居『父と暮せば』。


原爆投下から三年後の広島。市立図書館で働きながらひとり静かに暮らす美津江の胸の中には、ほのかな恋心が芽生え始めていた。そんな美津江の目の前に、まったく突然に父竹造があらわれる。自分の恋心を必死で抑えつけようとする美津江に、竹造は全身全霊、懸命なエールを送るのだが......。

1995年、日本各地を巡る全国公園を開始(すまけい・梅沢昌代)。98年には上演回数200回に迫り(前田吟・春風ひとみ)、2001年、モスクワにてこまつ座初の海外公演(沖恂一郎・斉藤とも子)、2004年には香港での公演も実現した(辻萬長・西尾まり)。また、黒木和雄監督の手により戯曲に忠実に映画化された同名映画も、異例のロングランを記録した。
戦後60年を迎えた2005年までに、通算368ステージを数え、『紙屋町さくらホテル』(97年)、そして最新作の朗読劇『リトル・ボーイ、ビッグ・タイフーン』(08年)の原点ともなった『父と暮せば』。女優栗田桃子を美津江役に迎えて、装いも新たに、三年ぶりの上演開始。次世代に語り継ぎたい、井上戯曲の傑作にしてこまつ座のライフワーク!!

前売り開始日  2008年  5月17日 (土)
2008年  6月13日 (金)~ 6月22日 (日)  
新宿南口・紀伊國屋サザンシアター

入場料
4,200円 (学生割引 3,150円)(全席指定・税込)

【お問合わせ】  こまつ座: TEL 03-3862-5941